ともりるの虹学降板で思ったこと

驚いた、が一番でしょうか。

時が経つとこのあたりの気持ちも薄れていくと思うので、残しておくために思ったことをつらつら書こうと思います。

何があったか

先日、虹学のせつ菜役のともりるの降板が発表されました。

ともりるの公式HPでもお知らせが載りました→HPリンク

関連する部分を引用します。

(前略)

2017年のデビュー以来、様々な活動を重ねてまいりましたが、2021年春頃より身体に痛み・痺れを伴う症状が生じたため、医師の診察を受けるに至りました。

その際、医師からは、生来の体質により大きな動きを伴う運動を行うと疼痛の生じやすい状態にあるとの診断を受けており、以降、自身の活動、及び、参加するすべてのコンテンツでの稼働におきまして、大きな動きを必要とするダンス等、身体的負荷が生じると思われる動作に関しましては差し控えさせていただいておりました。

その後、通院を重ね、検診を進めた結果、2022年9月、遺伝性疾患「エーラス・ダンロス症候群(関節型)」との診断を受けるに至りました。

上記に伴い、医師からは現状、快方の見込みは低く、身体的負荷によっては進行も起こりうる疾患であるため、引き続き、身体に過度に負荷のかかる運動は控えること、とのお話をいただいております。

弊社といたしましては、今後も自身の活動、及び、参加するすべてのコンテンツでの稼働において、診断に基づいた対応を施し、楠木ともりの健康管理に努めてまいります。

(後略)

https://www.kusunokitomori.com/info/archive/?id=546582

要約すると、下記のような感じでしょうか。

あるタイミングで動くと痛みを感じるようになった → 体に負荷のかかるようなことを避けて通院は続けていた → 診断がはっきりし、快復の見込みが薄いとなった → ダンスなどはできなくなった → 虹学を辞めるに至った

いちファンとしての気持ちは非常に複雑

上の引用にも書いていますが、2021年春頃からとありますが、確かにその頃からTwitterでお知らせがあり、虹学関連のライブではダンスをすることを控えるようになっていました。

その頃から「大丈夫かな」「どうなるんだろう」という気持ちはありました。

ただステージにともりるが出てくれるだけでも嬉しいと思っていました。

一方、本人のコメントとしては、ステージ上に立ってときはせつ菜を演じている、動けないせつ菜をみんな見せるのは申し訳ない、といったことを言っており、本人の向き合い方を知ってしまうと居た堪れなく感じてしまっていました。

私個人・いちファンとしては、ステージで顔を見せてくれるだけで良いと思っていますが、一方、本人は中途半端を望まない。本人の気持ちを尊重するなら、そうですね、という気持ちになってしまいます。

寂しい気持ちでいっぱいですが、やむなしかな…といった感じです。非常に複雑。

軌跡は残る

Twitterのお知らせに書いてあった文言です。その通りと思います。

やってきたという事実が残るのはもちろん、昔に比べると映像や音声は残りやすくなっています。特に虹学はコンテンツとしては大きく、Youtubeで検索するだけで過去の活動の内容はたくさん出てきます。

昔、私には好きなアイドルグループがありました。規模的には地下アイドルレベルですね。ライブをやって見に来る人が100人いるかどうか。だからというわけかどうかはわかりませんが、1年ほどで解散してしまいました。

地下アイドルであるということと、当時は撮影OKという風潮もなく、映像などもほとんど残らず消えてしまっています。

正直、私の記憶もどんどん曖昧になってしまっていますが、あの楽しかった瞬間があった、その感触はずっと残っています。

ともりるについてもきっと同じです。仮に映像や音声が振り返れなくなっても楽しい時間をくれたその感覚は残ることでしょう。

さいごに

私の虹学で好きな曲って、実はせつ菜の「MELODY」なんですよね。「CHASE」ももちろん好きです。

少し歌詞を引用します。

好きなこと
私だってここに見つけたんだ
力いっぱい頑張れるよ
本当の自分だから

(中略)

溢れ出した笑顔は頬を染めてまっかっか
痛みは飛んでった
辛い出来事だってまた前を向ける
私らしく強くなれる気がして

(後略)

MELODY(優木せつ菜(CV. 楠木ともり) より

泣ける。

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